集会の目的
本研究集会は、ミリ波・サブミリ波・テラヘルツ波の超高感度受信機に関わる最先端テクノロジーの創出・革新的応用・基礎技術の拡充を目指し、研究者、大学院生、民間企業が産官学の壁を越えて集い、最新の情報を自由闊達に幅広く議論する場を提供することを目的としている。これまでに本研究集会で講演・議論された技術の多くが実用化され、ミリ-テラヘルツ帯での受信機技術は、ますます重要な役割を迎えようとしている。本研究集会を通して、我国の国際競争力・推進力のさらなる向上と、開発の効率化・基礎技術力の裾野拡充/継承を目指す。
集会の内容
本研究集会では、最先端の受信機及びその関連技術や研究の進捗・成果、今後の展開について報告・議論を行う。形式は口頭およびポスター講演の形式で行う。テーマとしては、(1)検出器、(2)局部発振器、(3)低雑音増幅器、(4)冷却低温技術、(5)分光計、(6)受信機評価システム、(7)アンテナ・伝送光学系、(8)プロジェクト(地上観測装置、衛星ミッション)の進捗、(9)観測成果など、基礎技術の開発からサイエンスの応用まで、関連トピックスを幅広く取り上げる。
日程・実施形態・講演形式
2022年2月21日(月)- 2月22日(火)
オンライン開催
1. 口頭講演:Zoom meeting
2. ポスター講演:Zoom meeting(ブレイクアウトルームを予定)
3. 企業ブース出展:Zoom meeting(ブレイクアウトルームを予定)
※プログラムの編成上、講演形態の変更をお願いする場合がありますのでご了承ください。
※ポスターセッションの前に、口頭による3分間のポスター紹介時間を設ける予定です。
※言語は基本的に日本語で行います(英語での講演も可)。
招待講演(予定)
以下の内容で、3 件の招待講演を予定しています。
・古屋 玲(徳島大学)
− 大型サブミリ波望遠鏡LSTを実現するために ---- 求められる技術
・上野 宗孝(JAXA)
− アルテミス計画における国際的な月・惑星への新展開 - 月面及び月領域での天文学の利用
・大石 雅寿(国立天文台)
− ミリ波帯に進出する電波利用の最新傾向と電波天文側の対策
世話人(五十音順)
鵜澤 佳徳(国立天文台)
小川 英夫(大阪府立大学)
小嶋 崇文(国立天文台)
酒井 剛(電気通信大学)
瀬田 益道(関西学院大学)
中島 拓 (名古屋大学)
前澤 裕之(大阪府立大学)
米倉 覚則(茨城大学)
研究会に関する問い合わせ
rxws2021-committee-ml [[at]] uec.ac.jp
(メール送信の際は [[at]] をアットマークに替えてください。)